涙やけとフードの関係、
栄養士に聞きました
見分けるための、最初の1週間
「涙やけに効くフード」という言葉を、私たちは使いません。取材した栄養士の答えは明快でした——「フードで変わる子と、変わらない子がいます。まず、どちらのタイプかを見分けることが先です」。
涙の量・色・においを1週間メモするだけで、獣医師にも栄養士にも伝わる情報になります。私たちはまだこの方法を自社で検証していません。取材にもとづく紹介であることを明記します。
記録するのは3点だけ。朝ふき取ったときの量(多い/普通/少ない)、涙やけの色の濃さ、目やにの色です。佐藤さんによれば「黄色や緑がかった目やにが出ている時点で、フードの話ではなく受診の話になります」とのことでした。
フードで変わるケースの共通点
フードの見直しで涙やけに変化が見られたケースには、共通点があるといいます。かゆみ・皮膚の赤み・耳のトラブルなど、涙以外のアレルギーを思わせるサインを併せ持っていた子です。
この場合に試すのは「タンパク源の切り替え」です。今のフードが鶏主体なら魚やラムへ。ポイントは、おやつも含めて同じタンパク源に揃えること、そして2〜4週間は同じ条件を続けることだそうです。
逆に、涙管のつまりや逆さまつげ、目の周りの毛の刺激が原因の子は、フードをどれだけ替えても変わりません。「フードで変わらなかったこと」も、原因を絞り込む大切な情報になるといいます。
栄養士が現場で見ている「切り分けの順番」
佐藤さんが相談を受けるとき、必ず確認する順番があるそうです。①受診すべきサインがないか、②環境要因(目の周りの毛・ハウスダスト)はないか、③そのうえでフードの内容——この順番です。
「フードから疑いたくなる気持ちは分かります。でも順番を飛ばすと、原因ではないものを延々と替え続けることになります。それは飼い主さんにもわんちゃんにも負担です」。
この記事の内容がうちの子に当てはまるかどうかは、チャットで個別にご相談いただけます。受診が先だと判断した場合は、正直にそうお伝えします。